ラメリック(嶋田 美津惠)

節分

節分はラメリックがお気に入りの行事です。

先日の朝のミーティングで「今日は終わってから、豆まきしますね~」と張り切っていました。

朝一番のお客様とも節分の話しになりました。

その方は、こう言うのです。

「こちらには、渡辺さんはいらっしゃいますか?」

「渡辺さんはいませんが、なんでですか?」

と尋ねてみると、

「実は、渡辺さんが大昔に鬼の腕を切ったので鬼が怖がって、その名前のお宅には行かないので豆まきをしないそうです。」

と今までに聞いたことかない話を教えてくれました。

確かに検索してみるとこんな記事が見つかりました。

『平安時代中期の武将・渡辺綱(わたなべのつな)が、京都の一条戻橋の上で鬼の腕を切り落としたことから、鬼たちが渡辺一門を恐れ、子孫にも近づかなくなったという逸話から、渡辺姓の中には、鬼を退治する必要がないので節分をしない、という人もいるのだそう。』

節分好きのラメリックなのに、全く知りませんでした。

そんな事を考えながら豆まきを終えて恵方巻を買いにでかけようとしましたが、どうもいまひとつ食欲がありません。

しかし、どうしても恵方巻を食べたいと思っていたラメリックは、自分で作ってみることにしました。

ご飯の量はキットカット1本分くらいです。

そこに梅干しを少しいれて、海苔や昆布で巻いたら、急に食欲が湧いてきて4本も食べれました。

恵方を向いてお願い事を頭の中で唱えながら、無言で食べ終わりました。

あまりにお願い事が多すぎて効果がないかな?と思いながら、勘で自分の年の数だけの豆を握って取り出しました。

53粒取ったつもりが75粒でした。

やはり欲張りなラメリックです。

節分は旧暦でいうおおみそかにあたるそうですが、そんな年の暮れに一年を振り返って思ったことは、またまた「欲をかかないこと」でした。

恵方巻

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