足の爪が二枚爪・横線・はみ出すほどの薄皮に

施術期間4ヶ月

バレエのレッスンに通っている40代の女性で、バレエシューズで足の爪が圧迫されて横線だらけになってしまっていました。

親指の先端が二枚爪、ほぼすべての指に横線、小指からはみ出している薄皮

来店動機

来店した理由は次の4つでした。

  1. 足が汚くて出すのが恥ずかしい
  2. 手の爪周りの皮膚が荒れて痛む
  3. 冬に手湿疹になるのを何とかしたい
  4. 子供の爪噛みを何とかする方法を知りたい

初来店時の状態

週1回バレエのレッスンに通っていて、足の爪が長いとトウシューズでつま先立ちした時に痛いので、爪切りで常に短く切っているとのことでした。

小ゆびの爪が他よりも分厚く、また薄皮が爪からはみ出るほど肥大化していました。

ゆび先がトウシューズ内部の先端で繰り返し圧迫されていて、その衝撃から小ゆびを守るために爪が分厚くなり、薄皮が肥大化したものと思われます。はみ出た薄皮のことを「爪が裂けた」と思っていたそうです。

親ゆびの爪は先端の表面がはがれて二枚爪の状態でした。ほぼすべての爪に横線が何本もあることから、爪が繰り返し衝撃を受けてきたことが分かります。

初回の施術

爪が短かったので仕上げ用ファイルで形だけを整えました。オイルはお子様の爪噛みにも使いたいとのことでセサミユイールを購入されました。

どの足ゆびの先端も皮膚が粉を吹いたように白くなっていたので、親ゆびは爪裏と左右の角にオイルを一滴ずつ、他のゆびは爪裏に一滴ずつ垂らし、爪側面とゆびのお肉との溝に流れたオイルを爪表面に伸ばした後、ゆびの先端からゆび裏の皮膚にかけても伸ばすことをお伝えしました。

自宅に爪切りしかないとのことで仕上げ用の爪やすりを購入されましたが、手足ともに次回の来店までできるだけ切らずに伸ばすことをお勧めしました。

また、最近スニーカーを買ったけれども履く時は足を入れるだけということでしたので、履く度に靴紐を結び直すことをお伝えしました。

横線の原因のほとんどは、爪が靴内部の先端とぶつかっているためです。紐を締めることで足の甲と靴が密着して固定され、靴内部の先端にすき間ができ、爪が靴の中でぶつかるのを防いでくれます。

育爪フットケア5回目(4か月後)

二枚爪がなくなりガタガタした横線もほぼ解消


手のために買ったオイルを1日1回、寝る前に足にもつけていたとのことで、乾燥が改善されていました。

スニーカーを履くことが増え、紐を締め直すことも増えたので、歩く時に足が楽になったとのことです。

親ゆびの二枚爪はなくなり、小ゆびの薄皮も小さくなってきました。

たくさんあったガタガタした横線も、きれいな爪が根元から生えてくるにつれて爪先に移動して切り取ってしまったので、残りの横線はあと少しになりました。