爪ささくれや小爪(こづめ)の治し方を症例付きでご紹介!急にささくれが増えたときの原因やケア方法を解説

「急に爪のささくれが増えた」そんな経験はありませんか?

痛みや不快感をともなうささくれは見た目も気になりますし、気が付くと指先を気にしてしまう厄介な存在。
そこで、今回は爪のささくれの治し方や原因正しいケア方法を解説。写真付きでわかりやすく解説しますので、今後役立つ情報が得られますよ。

ささくれで見た目が気になる方はぜひ最後までお読みください。

急に爪のささくれが増えた!症状を写真でご紹介

ささくれは、爪周りの皮膚がダメージを受けた結果として爪が剥がれかける現象です。ここでは、ささくれの基本的知識と具体的な症例をご紹介します。

  • 爪の横にできるささくれとは?
  • 爪横が痛い!爪ささくれの症状
  • ささくれができると親不孝?

順にみていきましょう。

爪の横にできるささくれとは?

爪の横にできる「ささくれ」は、爪ささくれや小爪(こづめ)とも呼ばれます。爪の端が分離し、めくれ上がった状態です。

主に、爪が乾燥したときや爪先に衝撃が加わったときに発生します。たとえば、爪が曲がることで横部分が少しずつ裂け、結果としてささくれができるのです。

とくに、パソコン作業や炊事などで爪を頻繁に使う方に見られやすく、爪の保湿力が失われたことによるダメージが一因。

ささくれを防ぐためには、日頃の保湿ケアが重要です。

爪横が痛い!爪ささくれの症状

爪の横にささくれができると、爪の根元や周囲の皮膚が細かく裂けて痛みを伴います。ジンジンとした痛みがあり、乾燥した爪の一部が横に飛び出すことも。

■症例① 爪の上面から見た爪ささくれ

また、放置すると裂け目が広がって痛みが増すケースも少なくありません。傷口から菌がはいってしまうと指全体が腫れたり化膿したりすることも。

■症例② 爪の側面から見た爪ささくれ

■症例③ 一番負荷のかかるストレスポイントから爪が裂けている

一番負荷のかかる「ストレスポイント」から避けた爪を無理に引っこ抜くと、皮膚がちぎれて出血する場合もあります。爪ささくれは早い段階での処置が必要です。

ささくれができると親不孝?

昔から「ささくれができると親不孝」なんていわれていますが、これは単なる迷信です。

親を大事にせず不規則な生活を送っていることから由来するようですが、実際は栄養不足や乾燥、生活習慣の乱れがささくれの原因となっていることが多いのです。

抜くのはNG!爪ささくれの正しい治し方

爪にささくれができたとき、無理に引き抜くのは避けましょう。症状が悪化し、さらなるダメージを引き起こすリスクがあります。ここで紹介する2つの治し方を試してみてくださいね。

  • 爪ささくれの治し方① 小爪をカットする
  • 爪ささくれの治し方② 爪の裏側から保湿する

爪ささくれの治し方① 小爪をカットする

ささくれができるとつい、指で引っ張りたくなりますよね。無理にはがすと健康な皮膚を傷めて出血や炎症を引き起こす恐れがあります。

■症例④ 爪ささくれを引っ張るのは控えましょう

一方で、放っておくのも良くありません。服の着脱の際など日常生活で爪ささくれが引っかかり、傷が広がる可能性があるためです。

■症例⑤ 小爪は引っ張らずに切り取りましょう

引っかかりを防ぐためには、眉バサミやキューティクルニッパー* 

でささくれを丁寧に切り取ってください。

●爪ささくれの切り方① 眉バサミでなるべく小爪の根元を切る

●爪ささくれの切り方② 爪ささくれをニッパー*で切り取る

早めにカットすることで根元の皮膚が破れるのを防ぎ、さらなるトラブルを避けられます。

動画でも爪のささくれ・小爪(こづめ)を眉バサミで切る方法を解説していますので、ご覧ください。

■動画

出典:育爪サロンラメリックホームページhttps://ikuzume.jp/column/nail-hangnail/

また、爪全体の保湿は再発を防ぐ効果も。次でくわしくみていきましょう。

*ニッパー:株式会社ヒカリ「PRO☆刃先4mm
https://www.hikari-scissors.com/products/nipper/index.html

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爪ささくれの治し方② 爪の裏側から保湿する

カット後は保湿が重要です。爪の裏側や側面にオイルを垂らし、指先全体をしっかりと保湿しましょう。

再発を防ぐだけではなく、乾燥した爪の柔軟性を取り戻しダメージを受けにくくなります。

ポイントは、オイルを爪の裏側から流し込むことです。爪全体を潤いで包むことで、健康的で柔らかい状態を保つことができます。

■オイルで保湿する

指がささくれだらけ!爪ささくれができる原因

爪のささくれは、さまざまな要因が重なり合って発生します。主な原因は以下の4つです。

  • 爪ささくれの原因① 乾燥や寒さ
  • 爪ささくれの原因② 男女問わず水仕事をする方に多い
  • 爪ささくれの原因③ 食べ物に要注意!ビタミンB2の不足
  • 爪ささくれの原因④ ストレスや不規則な生活

爪ささくれの原因① 乾燥や寒さ

冬の乾燥した空気や寒さは、爪ささくれの大きな原因です。

気温が低下すると、空気が乾燥して肌の水分が失われるため、指先の皮膚が裂けやすくなります。また、手洗いやアルコール消毒を頻繁に行うことも指先の水分量を減少させる原因です。

結果、爪の周りや甘皮が乾燥し、柔軟性を失った皮膚がパチンとはがれてささくれができるのです。

爪ささくれの原因② 男女問わず水仕事をする方に多い

水仕事を頻繁に行う方は手の皮脂が流れやすく、乾燥しやすくなります。皮膚のバリア機能が低下し、シャンプーや洗剤の刺激を受けやすくなってしまうのです。

洗剤や水の刺激によって指先が炎症を起こして皮膚がめくれたり、爪のキューティクルが剥がれたりなど、ささくれ要因を多くつくってしまいます。

食器洗いや掃除の際には手袋を着用し、皮膚へのダメージを軽減しましょう。

爪ささくれの原因③ 食べ物に要注意!ビタミンB2の不足

ビタミンB2が不足すると、皮膚や爪の健康が損なわれ、ささくれができやすくなります。

主にビタミンB2、タンパク質、ミネラルは爪にとって必須の栄養素。これらが不足すると爪が乾燥し、小爪がたくさん出てくる原因になります。

栄養が偏らないよう、バランスの取れた食生活が重要です。とくに卵、乳製品、納豆などを積極的に摂取し、爪の健康を守りましょう。

爪ささくれの原因④ ストレスや不規則な生活

ストレスや不規則な生活も爪や皮膚の健康に大敵です。強いストレスや栄養不足は爪の成長を妨げ、ささくれの原因になります。

とくに、若い女性に多い過度なダイエット、偏った食事などは、本来必要な栄養素を不足させて爪が脆くなる原因に。

爪ささくれが気になる場合、十分な睡眠を確保してリラックスする時間を持つと良いでしょう。爪を健康に導いてささくれ予防につながります。

ささくれを防ぐには?日頃のケアが大切

ささくれ予防には、日頃のケアが欠かせません。ケアを習慣化することによって美しい手をキープできます。ここでは、ささくれの対処法を5つ解説しますので、ぜひ実践してみてくださいね。

  • ささくれの対処法1. オイルやハンドクリームで保湿する
  • ささくれの対処法2. オイルマッサージで血行を良くする
  • ささくれの対処法3. 水気や湯の温度に気を付ける
  • ささくれの対処法4. 栄養ある食生活を
  • ささくれの対処法5. 育爪サロンで爪を綺麗に育てる

順にみていきましょう。

ささくれの対処法1. オイルで保湿する

保湿は、ささくれ予防の基本です。

とくに、春や秋など乾燥する季節や、炊事など水仕事の後には、保湿性の高いオイルを爪の裏側から落として皮膚の潤いを守りましょう。習慣化できると効果的ですね。

また、洗剤や水を扱う際にはゴム手袋を着用し、肌を保護することが大切。日々のケアでささくれを防ぎましょう。

■爪の裏からオイルを落とす

ささくれの対処法2. オイルマッサージで血行を良くする

保湿後のオイルマッサージは、とくに「爪の付け根や側面」を丁寧に揉みほぐしましょう。

その際、水とオイルを混ぜて乳化させることがポイントです。皮膚に均一に広がり、浸透しやすくなります。

そして、指・指先・指の間・薬指以外の爪の生え際2〜5mm下を10秒ずつマッサージ。すると血行が良くなり、栄養や水分が爪に届きやすくなります。

お風呂上がりの2〜3分でできますのでぜひ続けてみましょう。

ささくれの対処法3. 水気や湯の温度に気を付ける

水気や熱い湯は皮膚の乾燥を引き起こし、ささくれの原因となります。

たとえば長い時間水仕事をしたり、熱いお湯で手を洗ったりすることは避けましょう。また、長時間湯船に浸かることも乾燥を進めるため注意が必要です。

お湯の温度を下げたり触れる時間を短くしたりすると手荒れを防ぎ、美しい指先を保てるでしょう。

ささくれの対処法4. 栄養ある食生活を

栄養バランスの取れた食生活では、以下の栄養素が爪・皮膚の健康に重要です。

  • ビタミンB2(乳製品・緑黄色野菜)
  • B6(魚や肉・豆類・バナナ)
  • 亜鉛(ナッツ類・玄米)

栄養不足や不規則な生活は皮膚の乾燥を招き、ささくれを引き起こす原因に。

爪は健康のバロメーターです。バランスの取れた食事を心がけましょう。

ささくれの対処法5. 育爪サロンで爪を綺麗に育てる

育爪サロンは、すっぴんの爪を美しくしたい方に最適なサロンです。ネイル剤を使用せず、甘皮処理も行わず、自然な爪のまま施術を受けられます。

すっぴんの爪をキレイに保ちながら、少しずつ健康的な爪に育てていく独自メソッドが注目を集め、テレビ番組にも取り上げられました。

魅力的な爪を手に入れたい方は、ぜひ「育爪サロン」の利用も検討してみてくださいね。

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