カラーやベースコートを塗っていますが、そのままで大丈夫ですか?

カラーやベースコートを塗っていますが、そのままで大丈夫ですか?
マニキュア・ベースコート・ネイルハードナー(爪硬化剤、補強剤)は外した状態でご来店ください。一方、ジェルやスカルプチュアは付けたままご来店することをお勧めします。

店内にいるお客様とスタッフの安全と衛生を確保するために、当店ではマニキュア・ベースコート・ネイルハードナーなどの取り外し(オフ)を実施していません。オフに必要な除光液や有機溶剤もご用意がありません。一方で、ジェルやスカルプチュアは付けたままをお勧めする理由は、ジェルやスカルプの下にある爪は、表面が削られて薄くなっているため、外してしまうと爪が折れたり、割れたり、欠けたりしやすくなってしまい、せっかくの施術が無駄になってしまう可能性が高いためです。

ジェルやスカルプチュアを爪に付ける際に、サンディングといって爪表面に意図的に傷を付けることで、ジェルやスカルプチュアが爪表面の小さなでこぼこに引っかかって外れにくくしています。さらに、プレプライマーという有機溶剤を使って爪の油分を取り除くことで、ジェルやスカルプチュアが接着しやすい状態にしています。そして、ジェルやスカルプチュアが爪表面を覆っているため、その部分には水分や油分が外部から補給されることもありません。

つまり、ジェルやスカルプチュアの下にある爪は、通常よりも厚さが薄いばかりでなく、乾燥し、柔軟性を失っています。このため、ジェルやスカルプチュアを外すと、爪の厚みが薄く、乾燥し、柔軟性を失っている部分が露出するため、爪が折れたり、割れたり、欠けやすくなります。

※爪が折れる…爪切りで切ったかのように爪が広範囲に切断されてしまうこと
※爪が割れる…爪の先端に亀裂が入ること
※爪が欠ける…爪の先端の一部が欠損してしまうこと