シングルオリジンオイルとは?

Q:シングルオリジンオイルとはどういう意味ですか?

A:1つの産地で栽培された農作物だけで作ったオイルという意味です。

育爪オイルは、すべてシングル・オリジン(単一の産地)のオイルです。

※育爪ルージュは、シングルオリジンのオリーブオイルにハーブを漬け込んだものです。

市販されている普通のオイルは、「低価格」や「企業の利益」を重視しているため、世界中から安い原料を集めてつくられています。

全成分

ゴマ油

全成分に「ゴマ油」と表示されていても、原料原産地は下の表のようにさまざまです(各社ホームページから引用)。

会社

原料原産地

K社

アメリカ合衆国、エチオピア、グアテマラ、ニカラグア、パラグアイ、バングラデシュ、ボリビア、モザンビーク

Q社

ナイジェリア、タンザニア、マリ、ブルキナファソ、マラウイ、モザンビーク

Y社

グアテマラ、エチオピア、ナイジェリア、パラグアイ、タンザニア、モザンピーク、ニカラグア、トーゴ、ニジェール

IKUZUME(当社)

マリ共和国
(さらにフェアトレード契約を結んだ農家さんたちの地域のみ)

たくさんの国から原料を運んできて混ぜ合わせるほうが輸送費・保管料・時間が多くかかり、高くなるはずです。

しかし実際には、品質よりも低価格を重視して原料を調達しているため、多国籍の原料のほうが安く済みます。

格安で調達した「産地」「品質」「鮮度」がバラバラの原料をうまく混ぜ合わせることで、品質が低すぎると感じないようにしています。

同じ原料(ゴマ油ならゴマ)にも関わらず複数の国から調達している場合は、品質を高くすることにこだわっていないと言えます。

単一の国であっても、複数の地域で栽培されたものを混ぜている場合がほとんどです。

これは、オイルだけでなく、コーヒー、チョコレート、ワイン、お米など、さまざまな食品・飲料でも同じです。

・多数の国より1つの国

・1つの国の複数産地より単一の産地

・単一の産地の中でも特定の農家のみ

といったように、出どころが限定されるほど高い品質にこだわっていると言えます。

下の表はお米の例です。

上に行くほど【低品質】【低価格】になります。

複数国

中国、アメリカ、オーストラリア

単一国

日本

単一生産地

南魚沼市

単一農家

無農薬・無肥料の自然栽培農家コメダさん

下に行くほど【高品質】【高価格】になります。