お客様の爪が傷むことでお悩みのネイリストさんへ

こんなお悩みありませんか?

育爪スタイリストスクール
  1. お客様の爪が傷んでいくのを見て心が痛む
  2. 「しばらくネイルをお休みしたい」というお客様に提案できるメニューが無い
  3. 爪が傷んできたお客様が来店しなくなる
  4. ハードナーやベースコート無しでは日常生活が難しいほど自分の爪がボロボロ
  5. ネイルケア専門、自爪の育成をうたうサロンへ行ってみたけれど「透明なコート剤」「表面磨き」「フィルイン」のどれかで、同じ事の繰り返しで改善しなかった
  6. アクリルや有機溶剤のアレルギー症状が出てきて、この先も仕事を続けられるか不安

新しい可能性

育爪スタイリスト養成コース

もし、このような悩みや不安をお持ちでしたら、「育爪スタイリスト養成コース」にご参加いただくことで、具体的な解決方法が見つかったり、悩みや不安が解消されたり、将来に希望を感じたりするかもしれません。
わたしたちは、自分たちのお店を育爪サロンと呼んでいます。爪に施術をするという大きな意味で、ネイルサロンの一種だと思っています。
ただ、一般的なネイルサロンと大きく異なる点が一つあります。
それは、施術の最初から最後まで、素の爪のままお手入れをして、素の爪でお帰りいただく、という点です。

2003年から素の爪に特化

素の爪

わたしたちのお客様の1,000人中997人は素の爪です。残りの3人はジェルネイルをしていて、素の爪に戻したいというお客様です。

14年間以上、素の爪ばかりを見ていますので、どのようにしたら素の爪が健康になり、その人が本来持つ美しい爪がよみがえるのか、膨大な経験と情報の蓄積があります。

わたしたち育爪士(いくづめし)は、ネイリスト技能検定3級すら取得していませんが、ナチュラルネイルに関する技能と経験は、群を抜いていると思います。素爪(すづめ)オタクですね。

お客様の爪の状態を見ながらお話を聴くことで、病気以外の爪の悩みが発生している原因を切り分け、効果的な解決策を提案して、お客様に納得していただいた上で、素の爪が健康になる習慣を実践してもらっています。

新規のお客様が急増

育爪スタイリストスクール

ここ数年、ネイルサロンや自分自身でジェルネイルをした結果、素の爪がボロボロになってしまったので健康な状態に戻したい、というお客様が急増しています。

皮肉なことに、ネイルサロンに行く方や、セルフネイルをする方が増えれば増えるほど、育爪サロンにたどり着く方が増えています。

なぜ、育爪サロンのお客様が増えているのかというと、素の爪を、素の爪のままお手入れするサロンがほかに無いからです。

今すぐお客様離れを減らす方法

素の爪をケアする

普通のネイルサロンでも、コーティングや表面磨きをせず、素の爪のまま施術し、素の爪でお帰りいただくメニューを用意すれば、離れて行くお客様が減ると思います。

完成形が「表面磨きすらしない素の爪」というメニューを提供しているサロンはほとんどありませんので、新規のお客様も増えるかもしれません。

育爪、爪育はわたしたちの登録商標なのでお使いいただけませんが、「素の爪をきれいにしたい」というお客様はたくさんいますので、そのお手伝いをして一緒に実現して差し上げれば、育爪や爪育を名乗るまでもなく、お客様に困ることはなくなると思います。

ネイル業界の常識

「爪はそのままでは弱いから硬くして保護する必要がある」という説明を聞いたことがあると思います。わたし自身、10年間以上、そう信じていました。

爪のすきまに入り込む合成樹脂

合成樹脂は通常の状態だと硬い固体です。それに溶剤と呼ばれる液体状の「溶かす薬剤」をかけると、合成樹脂が溶けて液体状になります。合成樹脂はプラスチックです。プラスチックは「再形成できる」という意味です。

ジェル、スカルプチュア、ハードナー、ベースコート、ネイルポリッシュ…呼び方はいろいろありますが、すべて化学的に合成した樹脂、プラスチックです。

色があるか透明かは、顔料などの色素を混ぜているか、いないかだけで、ベースは無色透明のプラスチックです。

有機溶剤で溶かした液状の合成樹脂を爪表面に塗ると、爪の上層部のすきまに合成樹脂が流れ込んで、特定波長の光を照射したり、時間が経過することで固まって、すきまが埋まります。

有機溶剤よりも大きな影響

医学書「爪」にも書いてありますが、爪からは皮膚の2~3倍の水蒸気が揮発しています。*

*出典:『爪 基礎から臨床まで 改訂第2版』 東 禹彦 著(金原出版)

本来であれば水蒸気が通り抜け、水分や油分が入り込むはずの「すきま」が合成樹脂で埋められてしまうと、爪の上層部は、水蒸気を通すことができず、水分と油分を保持することもできず、乾燥します。

わたしたちは、除光液、リムーバー、アセトンといった有機溶剤を一時的に使うことよりも、合成樹脂を長いあいだ爪表面にかぶせるほうが、爪への影響が大きいと考えています。

合成樹脂をかぶせている間は、爪が本来持つ、水分と油分を保つ性質と、通気性が阻害されてしまうからです。その間に爪の乾燥がどんどん進みます。

乾燥していたり固まっている物体は、保湿されていたり柔らかい物体に比べ、簡単に折れたり、欠けたり、砕けたりします。

真逆の方法

例えば、芯までカチカチに凍ったバナナの真ん中をカナヅチで叩くと粉々に砕け散りますが、常温でやわらかいバナナの真ん中をカナヅチで叩くと叩いた部分がへこむだけです。

五重の塔や、タワーマンションなどの建築物も、ガチガチに硬めるのではなく、柔軟な構造にして揺れることで衝撃を逃がし、倒れたり、バキッと折れてしまうのを回避しています。

実は、硬くするよりも、やわらかくするほうが、致命的な損傷を回避でき、返って強いのです。

爪も同じだと思っています。やわらかい爪は、欠けたリ、ひびが入ったり、簡単にはしません。

わたしたちは、これまで爪は硬くして保護してきました。これからは、真逆ですが、爪をオイルでやわらげることで保護する方法も選択肢の一つに加えていただけたら嬉しいです。

合成樹脂を溶かす有機溶剤

爪から合成樹脂をオフするときに使う有機溶剤は、合成樹脂だけでなく、爪の質も、もろくします。

そもそも、爪のすきまに合成樹脂を流し込んで、一旦硬くなった後に、また有機溶剤で溶かして合成樹脂を爪のすきまから抜き取るわけですから、爪の構造がもろくなるのもうなずけます。

爪の表面をプラスチックで硬くすると、一時的に強度は増しますが、素の爪の構造がもろくなってしまうため、その場しのぎにはなっても、根本的な解決にはならないのです。

ジェルネイルで二枚爪に→ベースコートで保護→素爪はさらに二枚爪が加速→ハードナーで二枚爪を保護→ますます素爪はボロボロですぐに欠ける…という悪循環は、①毎日5回以上オイルを塗る、②ピンクが伸びる指使い、③ピンクが大きくなる育爪カット、の3つの育爪習慣で断ち切ることができます。

そのときに役立つのが、著書:育爪のススメ(1,650円)で提案している新しいネイルケアです。

まったく新しいネイルケア

ネイルケアは、直訳すると、爪のお手入れです。育爪は、まったく新しい爪のお手入れを提案しています。

  • 地爪の下準備ではないネイルケア
  • 爪表面を磨く必要がないネイルケア
  • 爪表面をコーティングする必要がないネイルケア
  • 爪表面と甘皮の間にポケット(すきま)を作る必要がないネイルケア
  • ネイル材料を使う必要がないネイルケア

――今ではこのように考えている私ですが、カラーを塗っていたころは、今とは違う思い込みを持っていました。なので、変化すること、決断することに、とても大きな痛みがともないました。

  • 「素の爪が完成形」のネイルケア

思い込み1.一番悪いのは除光液

できるだけ除光液を使わないようにするため、カラーリングを長持ちさせる工夫をしていました。「爪に一番悪いのは除光液なんです」とお客様に伝えていました。

思い込み2.コート剤は絶対に必要

二枚爪のお客様には「毎日ベースコートを塗り重ねてしっかり保護してください」とお伝えしていました。

この2つは心の底から信じていたので、疑問を感じることも、違和感をいだくことも、まったくありませんでした。

転機になったアレルギー

しかし、ネイル材料に含まれる有機溶剤で化学物質過敏症になったのをきっかけに、有機溶剤が入った物をすべてやめざるを得なくなりました。

すべてのお客様へ電話をして、カラーリングを辞めることをお伝えし、有機溶剤のリスクを知らずに施術していたことをお詫びしました。

サロンのメニューは、爪をカットして、薄皮を整え、オイルを塗り、マッサージして、素の爪でお帰りいただくものだけになりました。

合成樹脂をやめたら悩みが消えた

それからというもの、今までかたくなに信じていたことと、正反対の事実ばかりと対面することになりました。

  • 縦スジが消えた
  • 二枚爪が解消した
  • 爪の剥離がなくなった
  • 爪に亀裂が入らなくなった
  • 爪表面に小さな穴ができなくなった
  • 爪表面の黄ばみがなくなった

ネイルカラーやベースコートなど、すべての合成樹脂をやめたら、どんなことを試しても消えなかったお客様の爪のトラブルが、どんどん消えてなくなりました。

自然と消えてしまったのです。

素爪がクリアネイル

そのうえ、爪のピンク色の部分は健康的なピンク色になり、爪先の白い部分はオイルを塗るだけで透明になりました。

たくさんのお客様が、素の爪のまま白い部分がクリアネイル、透き通った爪になったのです。

爪の表面も、磨いていないのにツルツルして、ピカピカに輝いていました。

難しいことはなにもせず、爪の長さと形を整えて、余分な薄皮を取り除き、オイルで保湿しただけです。

素の爪がこれだけ美しいことを体験してしまったら、もう合成樹脂や表面研磨で爪を加工する必要は何も感じなくなりました。

合成樹脂を使わないということは、それを溶かす有機溶剤も必要がないということです。

もしかしたら、本来の素の爪は、わたしたちが想像する以上に完全な物なのかもしれません。

2003年にこの衝撃的な事実を知ってから、ずっと、たくさんの方に、この事実を知ってほしいと思ってきました。

今となっては、この事実を伝えるために化学物質過敏症になったのかもしれないとも思っています。

素爪だけを14年間以上お手入れ

さまざまな偶然が重なって、これまでわたしが実際に自分の身体で経験したことや、2003年以来、素の爪だけをお手入れしてきた技術と経験が本になりました。

素の爪のまま自分で爪をお手入れする方法を解説した「育爪のススメ」が、2016年12月にマガジンハウスから出版されました。

本の表紙には、わたしの素の爪、天然のクリアネイルが大きく掲載されています。

このお手紙の冒頭で挙げた、悩みや不安がひとつでもある方は、ぜひ、お近くの書店で「育爪のススメ」を探して、読んでみてください。

素の爪のお手入れをメニュー化

そして、もし何か心に響くものを感じたら、ぜひ購入して、効果があるか無いか、あなたの爪で試してみてください。

もしかしたら1,650円の投資で、17年前のわたしがそうだったように、爪の悩みや不安から解放され、お客様が来なくなるという悩みからも解放されるかもしれません。

たとえば、次のような素の爪のお手入れをメニューに追加するのはどうでしょうか。

  • ジェルをお休みする素の爪の健康ケア
  • 素爪の健康を取り戻すネイルケア
  • ジェルもコート剤もしない二枚爪 根本解決ケア
  • 深爪・爪噛みを改善する素爪ケア
  • すっぴん爪を育てるネイルケア

など、いろいろなメニューが用意できると思います。しかし、施術内容はどれも同じです(笑)

育爪、爪育は、育爪サロン ラメリックの登録商標なのでお使いいただけませんが、あなただけの独自のメニュー名を考えるのも、きっと楽しいと思います。

すっぴん爪を育てるサロンの特徴

育爪サロンはネイルサロンに比べて

  • かかる経費が少ない
  • 主な材料費はオイルと紙ヤスリのみ
  • お客様のリピート率(次回来店率)が毎回平均82%
  • 新規のお客様のほとんどが初めから通うつもりで来店する
  • ほとんどのお客様が次回以降の予約をして店を出る
  • 1人当たりの利用額が高い
  • 1回だけのスポット利用がほぼ無い
  • 「お直し」「オフ」が存在しない
  • お客様からのクレームが少ない
  • 施術時間が30~60分と短い

という特徴があるので、経営しやすいと感じています。

項目ネイルサロン*1育爪サロン
1人当り年間利用回数4.9回7.5回*2(1.5倍)
1回当り利用額5,872円11,328円*3(1.9倍)
1人当り年間利用額28,597円55,647円*2(1.9倍)
閑散/繁忙閑散期がある閑散期も繁忙期もない
物販売り込むお客様が自ら進んで買う
次回来店率不明82%*4
※来店1回目~21回目までの平均
※n回目に100人来店するとn+1回目に82人が次回に来店した(18人が次回に来店しなかった)
次回予約近い日程で空き時間ができたときに予約する2か月先まで3~4回分の予約を確保する

*1 出典:美容センサス2020年上期
*2 調査対象期間:2019年9月~2021年2月のうち12か月間
*3 調査対象期間:2020年11月~2021年2月
*4 調査対象期間:2019年9月~2020年12月の15か月間に新規で来店した方を追跡調査

このため、

  • 営業時間は「午前10:00~午後3:30まで」の5時間30分
  • 勤務時間は「午前9:45~午後3:45まで」の6時間以内
  • パートタイムスタッフを含む全スタッフの有給休暇の取得率が100%(2020年度実績)
  • スタッフは20~60代まで幅広い
  • 身体が健康な状態で長期間、働ける

といったことが可能になっています。

育爪のススメ」を読んでみて、もっと詳しく育爪を学びたいと感じたら、育爪スタイリスト養成コースにぜひご参加ください。

そのときにお会いできるのを楽しみにしております。

育爪サロン ラメリック
嶋田 美津惠