ラメリックはペットを飼っていないのですが、鉢植えを一つ飼っています。
その鉢植えの本名は「クッカバラ」といいます。
ラメリックはこの名前が全く覚えられないので、「マンタ」と名付けました。
葉っぱが手の平のような形なので、よく葉っぱと手をつなぎながら「マンタ~、今日はね‥‥」ってな感じによく話しかけます。
それを多分7年以上はしています。
ところが、ある日、マンタが倒れていました。
根っこと幹の間がカスカスになり、空洞になっていたのです。
ラメリックが根腐れのことばかりを気にして水やりが足りていなかったのか、逆に乾き過ぎていました。
植木屋さんに電話で、一日も早く植え替えをしてほしいとお願いしました。
ところが、マンタの状態を伝えると「もう、捨てちゃった方がいいですよ。」という、言葉が返ってきました。
植木屋さん、とっても忙しいようでした。
しかし、ラメリックが、この鉢植えが死んでしまったら新しい鉢植えは飼わないこと、この鉢植えだけにしか興味がないことを伝えると、出来るだけ早くきてくれることを約束してくれたのですが、来るまでに間が少しありました。
それまでの間、発泡スチロールでつっかい棒にしてマンタを立たせたり、
机を幹の下に入れて持たれかけさせたりして、しのぎました。
特に大変だったのは、水やりでした。
鉢をベランダに出して、水が鉢を通って流れ出るまでマンタをずっと倒していないといけなかったんです。
その姿を見るとホントに死んでいるように見えてしまうので……その期間は多分いつもの何倍も
「マンタ~、もうダメなの?」
「マンタ~、まだ死なないで~」
などなど、話しかけていました。
瀕死のマンタにとっては「そんな言葉を何度もかけられると本当に死んじゃう~」と、困り果てていたかもしれません。
植え替えが終わってからは、根っこと幹が繋がっていないまま、元気いっぱいで見違えるほど、イキイキしているマンタになりました。
今は、水をやりすぎて根腐れをしないように気をつけています~。
あれ?前と同じパターンですね(笑)。