ラメリック(嶋田 美津惠)

てんてこ舞いな日々

こんばんは~

嶋田 美津惠 です

今日は

☆~~~~~~~~~☆

  ヤスリの付録は
   いつも大変

☆~~~~~~~~~☆

という ハナシ です

「 SB(ソフトバンク)
  クリエイティブ   」

という出版会社から 
育爪本 第二弾が
発売予定です

今回も
爪の紙ヤスリ(ファイル)の
付録がつきます

前回のマガジンハウスの時には
付録をつけることで
わたしも出版社も 
とても大変な思いをしました

わたしたちのほうで事前に
ヤスリは用意するのですが
その 発注 や 納品 や
出版社の方もそれに伴う精算や

また 付録を本に閉じこむのは
今までにない形だったので
土台の段ボールや 厚みや
ヤスリを入れる透明な袋 など
課題 が どんどん 出てきました

追い打ちをかけるように
わたしが ウォッシャブル ではない
ヤスリを 間違って
大量に 注文 してしまい

全部 買い取いとる
ということも 起こりました

しかも 2回!

合計 20,000本 です 笑

そびえ立つように
うず高く 積み上げられた
段ボール箱の山 が
物置き場 を 占有
していました

3年間 かけて ようやく
あと 数箱 になりました

マガジンハウスも わたしも
お互い 初めてのことで
どれだけ 大変なことなのか
わかっていなかったので
やれたようなものでした

そんな強烈な体験 が
あったので
SBクリエイティブの
編集者の方から

「 今回も 付録を 」 

と言われて
一瞬 いやだな~ という思いが
チラッと頭をかすめました

でも 今度の本が出る
きっかけ となった
ブックオリティの講座の時に

「 編集者さんの提案 は
  何でもできる限りきいて 
がんばって 本を作る  」

という風に 
教えていただいていたので 

1回目に大変な思いをしても
2回目のチャンスをせっかく 
いただいたのだからと

すぐ 思い直し 
次の瞬間には

「 わかりました
  付録 やりましょう! 」

と 返事をしていました

今回は2本組ではなく
片面ずつ 違うグリット数
(目の細かさ)にして
1本で完結させる ことにしました

そのとき いつも頼んでいる 
アメリカ の ファイル製造会社
との やり取り を 思い出し

つい

「 ヤスリにロゴを
  プリントすることも
  できますよ~    」

なんて 言ってしまいました

編集者の方 は 喜んで
文字プリント も
採用される ことになりました

自分で工程を
増やしてしまいました~ 笑

ヤスリは かなり前から
用意しておく必要があるので
ファイル製造会社 の方に

「 新しいファイルの見本
  を 作って下さい

  アルファベットで
  IKUZUME と
  プリント してください 」

と 色も決めて
印刷データ を 送りました

それが 年末のこと です

1月初めには 届くと思いきや
待っても待っても
何も来ないんです

もうすぐ もうすぐ と
思っていましたが
気づいたら 1月も
20日を過ぎていました

出版社の人が心配して
一体ヤスリはどうなってますか
という連絡が入りました

最近は もう
何でも かんでも
忘れてしまうので 

ヤスリのことも
「 頼んだから大丈夫 」
と思って 気を抜いてました

それで すぐメールではなく
夜中に 電話をしました

前回の注文の時から
担当の人が変わっていて
電話で話すのは
初めてです

「 日本から電話してます 」

と言ったので
「 日本 の みつえ 」
ということは
わかったようです

ところが 前の担当者と違って 
話すスピードが
まったく 手加減なしの
ネイティブスピーカー仕様で

ついていくのが 大変 でした

とりあえず 

「 本当にサンプルが欲しい
  すぐ 送ってください

  ロゴを入れたサンプルも
  とりいそぎ 写真だけで
  いいので すぐに送ってください 」

と お願いしました

それでも 画像が来なかったので
翌日も電話をして
以下のようなやり取りをしました

「 ファイルは もう
  送りましたか ? 」

「 まだ送ってない 」

「 ロゴの印刷に
  どれぐらい かかりますか ? 」

「 1日で出来る 」 

「 もしそれを注文したら
  どれぐらいかかるんですか ? 」

「 10日で出荷できる 」

でも 本の発売 は
「 絶対に3月の始め 」
と 言われていて 

そのスケジュールでは 
ヤスリを
本に閉じこんで
販売できる形にするまでに

どう逆立ちしても
 ・間に合わない
 ・わたしのクビもつながらない
と思いました

その日は

「 ロゴをプリントした見本を
  とにかく 写真でください 」

と もう1回お願いしました

それが金曜日のことで
土日を挟んで
月曜日まで待ちました 

でも 何も来ません

もう らちがあかないので  
わたしの友人に
助けを求めました

友人は英語が堪能で
アメリカ企業でずっと
輸入などの仕事を
していた人です

友人はすぐにメールを
先方に送ってくれました

その内容は

「 助けてほしい

  このプロジェクトを
  完成させたい 

  それには
  あなたの助けが必要です 」

といった感じで
相手をすごく褒めたりして

しかも その朝の
午前9:30に電話します
という事も書いて

時差が16時間あるので
友人は 夜中の 1:30 まで
待って 電話してくれました

それで やっと
こちらの 切迫度
が伝わったようです

「 本当にごめんなさい
  見本市に出展したら
  いままでに経験したことのない
  10万本の注文が一度に入って 
  パンクしていました すぐ送ります 」 

工場のプリンターが空くのを待って
印刷してくれたようで
終業まぎわ の 4時30分に
ロゴが印刷された 写真が届きました

やっと どうにか
クビの皮一枚でつながった 
という感じです

こんな風に今は
夜中の1:30に
友人と電話やメールなどをして

その日の朝7:30に起きて
またメールチェックをする

寝たのか 寝てないのか
わからない状態になってます

今はまだ途中で
最後はどうなるか
まだわかりません

どんでん返し で 

「 いろいろ大変な思い
  も したけれど
  がんばってよかったな~ 」

という風になったら と思います

育爪本 第二弾 は
はたして
どうなるのでしょうか?

ではまた~

追伸:

こちらが 届いた 写真です

こちらが 本のレイアウト見本です


A と B のどちらが 好きですか ?

追伸2:

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