空を見上げたとき
陽に当たって
キラキラと光っている雲を見ると
ラメリックは父を思い出します。
また、キレイにキレイに
赤く焼けた雲を見たときも
父を思い出します。
父がホスピスに入ったとき
大阪にいたラメリックは
空を見上げて
よく雲に語りかけていました。
携帯電話を持つ力も
残っていなかった父と
話すため
雲を父に
見立てていたのです。
雲に語りかけると
父とつながっている
気がしました。
しばらくして父が亡くなり
戒名の中に
「雲」の文字を見つけたときに
「これからも雲に語ればいいよ」
と父に言われた気がしました。
今日も雲に語りました。
「おとぴょん、
お誕生日おめでとう~。」
今日3/15は父の誕生日です。