かもめ

写経セラピー

人間生きていれば
めちゃくちゃ落ち込んだり、悲しくて涙がポロポロこぼれたり、不安で眠れなかったり…
そんな日だってあります。

かもめはそんな時、やけ食いしたり(おい)、ふて寝したり(ダメ人間)、
ひたすら源くんのライブビデオを見たり(正解?)でやり過ごすのですが、
写経をして気持ちをリセットする事もあります。

年末に、「はぁー、またかー」とちょっと悲しい事があり、
ご飯を食べようとした箸がテーブルから床に落ちただけで泣きたくなりました。
どうにも気持ちがモヤモヤするので「よし!写経しよ!」と書き始めたのですが、
書いている途中ふと
「そうだー今まで書いてきた写経をちゃんとお寺に納めに行こうかな~」と思い
ワクワクしてきました。
毎回書き終わった達成感と満足感でそのまま戸棚にしまっていたのです。
その数70枚あまり…。
(写経は一文字一文字が仏様と言われているので、ゴミとして捨てるのはご法度)
書き終わったその足で近所のお寺に向かいました。

向かったお寺は両親が生きているうちにお墓を買っている所で、
座禅会や音楽会やブッタさんのお誕生日にはお祭りがあったりして、開かれたお寺です。
(かもめ家はそれこそ自分のうちの宗派が何とか全く興味のない人々です)

年末でバタバタした様子のお寺。
いわゆるこれがホントの師走ってやつね、なんて思いながら
「あのー、写経をー」と言うと
「あー、写経のお納めですねー、10枚3000円になります(きっぱり)」
と言われ、
(え?写経納めるのってお金とるの?知らなかった。これじゃー坊主丸儲じゃないかー)
と罰当たりな思いがこみ上げて写経の束を見つめ立ち尽くしていると、
「何枚ありますか?相当ありそうですね…じゃー今回は全部で5000円でいいですよ」
とまさかのディスカウント(笑)
お慈悲をいただきました(合掌)

写経用紙は鳩居堂で1枚40円の和紙で、下に見本を敷いてなぞり書きしています。
筆はくれたけ万年毛筆写経用を愛用していて、使っているうちに毛先が開いてきてしまい現在で3代目です。

写経はイライラしたり、クソが!と思いながら書いていても
終わるとどうでもよくなっていたり、原因の一端は自分にもあるなと思えたりするので
とってもありがたく確実に私のセラピーです。
以前、霊視できる人からあなたの守護霊さんの中に紫色の袈裟を着た
お坊さんがいますね、なんて言われた事があるのでそれもあるのかもしれません。
過去は般若心経の意味も分からずただ書いていましたが、
雲黒斎著「もっと あの世に聞いた、この世の仕組み」の超訳般若心経を読んだおかげで書いていて楽しくなりました。
非常にわかりやすく面白く現代的な言葉で訳されているのでぜひ!

ここでいつものお約束をっと…(//∇//)
源くんの新曲「Same Thing」
これがまた般若心経かな?ってくらい哲学的で素晴らしい歌詞なのです!
リリックは英語ですが、日本語訳があるのでぜひ見て欲しいです。
それでは今年もこんな感じのかもめですが、どうぞよろしくお願いします♡

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