ラメリック(嶋田 美津惠)

方位学

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ラメリックは占いをする習慣はありませんが、
方位学といって計算で出される統計学のようなものを、
20年間も専門家に見てもらっていました。
ラメリックはそれを天文学のような感じに受けとめています。

人間も自然物の1つと考えると、太陽、月、星、海、大地など
全ての物と関わって時間を過ごしています。

普段は忘れがちですが、わたしたち人間がいる空間は大きな宇宙に包まれていました。

遥か昔の平安時代は、政治も同じようなシステムで行われていたと聞いたことがあります。
そのお陰で400年も平和な時代が平安京では、築かれたのでしょうか?

話は元に戻りますが、この3月17日に、
20年間お世話になっていた方位学の先生が亡くなってしまいました。

ラメリックは3月25日にいつもの調子で先生に電話すると
「○○さんはお亡くなりになりました」と電話に出て下さった方に言われました。

あまりに驚いたラメリックは一瞬声も出すことが出来ず
「えー、つい最近も電話で話していたのに~」と、心の中で叫んでいました。

先生はお元気でしたので、ラメリックにとってはあまりに突然の出来事で、
その後、何を言ってどう電話を切ったかもわかりません。

そして、いまだにラメリックの中では先生が亡くなった事が、
お墓も見て頭では理解しているのに、身体では納得出来ない状態です。
しかし、もう先生とは会ったり話したり出来ないという事実だけは、
心身ともに受けとめられた気がします。

ラメリックは、先生と月に何度も電話で話していました。
世間話だけの時もありましたが、
ラメリックが辛い時、不安な時もよく電話で話しました。

そんな時、先生はいつも励まして下さり、
最後には笑いながら電話を切っていました。

そして、決まり文句は「なるようになるわよ!」
といつも肩の力を抜いてくれました。

何度この「なるようになるわよ!」という言葉で心が救われたかわかりません。
それを聞けば聞く程「運命を受け入れる」覚悟がどんどん大きくなっていきます。

ラメリック的に、運命を受け入れることとは、
全て自分がとった行動が自分に帰ってくることを認める事でした。
それは、逃げ場がないという事です。

しかし、先生がおっしゃるには運命とは自分でコントロールが出来るらしいのです。

良い時期に良い方向へ移動し、良い空間に住み、
動いてはいけない時や、行動を起こしてはいけない時にじっと耐えていると、
大変な問題も起こらず、
逆に良い縁や運までも自分に引き寄せる事が出来るそうです。

ラメリックは既に長年生活の一部として日常に取り込んでいましたが、
先生が亡くなった今、本当にすばらしい事をコツコツと積み上げ、
心の財産を築いてきた事に気付きました。

先生にはお礼の言葉も見当たらない程、感謝してもしきれない程、
本当にありがたい気持ちで一杯です。

今となっては先生にご恩返しが出来ない事が悔やまれますが、
先生にお返しできない分、いろいろな形でいろいろな所へご恩を返していけたらと思っています。

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします~。

写真はラメリックの方位磁石です。
ちゃんと方位の中に干支の絵も入っているところが気に入っています。

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